インヨガ
毎週木曜日の夜8時から小一時間、インヨガのクラスをしている。
日本は夜だけど、こっちは朝で4時半に起きクラスの用意をする。
木曜日は夜が遅いのでこの早起きは、ちとキツイなと以前思っていたけど
今は皆んなに会えるのが楽しみで早起きも苦痛にならない。
何人か出たり入ったりしたけど、今はレギュラーが決まり週一会えるのが嬉しい。
それぞれの都合でたまに欠席になる人がいるが、みんな揃った日は日記に今日はドリフだったと記す。
8時だよ全員集合だ……、ドリフと呼んでいる、これは皆んな知らない。笑笑
インヨガはとても簡単なポーズを3〜5分ほどホールドする。
最初はウーンちょっと退屈か、と思ったけど慣れてくるとポーズに入ると恍惚感に満たされる。
クラスの間、何度か私は息を吐き体の力を抜き体をスキャンする様にすすめる。
ロックダウンの最中私はふと、これはとても大切だと言う事に気がついた。
負の感情を感じている時体は硬くなる。
怒り、恐れ、嫉み、傲り、憎悪、悲しみなどを感じている時心も体も硬くなる。
反対に正の感情、喜び、感謝、幸福、愛情、安心などの気持ちに満たされている時、心も体もリラックスして柔らかくなっている。
体をリラックスさせて誰かを怒鳴るって、出来ないなー、と。
なので体の力を抜く事を意識して練習していれば、自然と幸せになるな、と思った。
だからポーズに入ると恍惚感を感じるのか、と。
体の力を抜くという事はとても小さな事だけど、本当はすごく大切な事なんだと思うようになった。
アメリカ食べ物事情
久しぶりにシナモンロールを焼いてみた。
これを焼くと家中シナモンの香りで満たされ、何故かいつもあーアメリカに住んでるな、と思う。
このレシピーは軽く捏ねるだけの簡単なシナモンロールで、3時間程で作れてしまう。
結構一つのロールは大きいけど、フワフワなので子供でも一つぺろっと食べてしまう。
(でも日本人にはちょっと大きすぎかな。)
これは昨日娘の家に遊びに行った時のデザート。
ホワイトチョコレートムースとラズベリージャムのタルト。
娘が作った物であまり自信なさそうにしていたけど、シンプルな見た目だけどとても美味しく、これは売れる！と思わず言った。
ムースもジャムも甘さも食感もバッチリでタルトはバターの香りたっぷりサクサク。
おー私の血を引いてる！と嬉しくなってしまった。笑笑
私は好き嫌いがほとんど無く何でも食べるし、色々食べたい！と言う欲が強い。
でもスイカはちょっと特別だ。
どうも、私はアディクションの気がある。
こっちのスイカはとにかくデカい！写真ではよくわからないけど測ってみたら果実の部分は約2キロあった。もう少し暑くなるともっと大きくなる。これを1人で全部食べてしまえる。と言うか、食べ始めると止まらない。
特に夜寝る前は悲惨な事になる。止めようと思うけど止まらない。
で、何度もトイレに起き寝られない。
カートは買い物する前から3つのスイカでいっぱいだ。
なら買うな、と思うけどなんせアディクションなのでまともな思考は停止状態になる。
その上一つ＄3.99と安い。
もうこのサインを見るといてもたってもいられなくなる。
2年前日本に帰って、果物の値段を見てぶっ飛んでしまった。
スイカをこっちにいるペースで食べていると破産してしまう。
あーアメリカに住んでいて良かった、と今日も元気にスイカにかぶりつく。
スイムインストラクター
ジムにもかなり慣れ、友達もたくさん出来て楽しく通っていた。
ある日ロッカーで、年配の女の人２人が水着で入ってきたので泳いだの？水温はどうだった？と聞いたらなんと２人はインストラクターだと言う。
私は大学時代スイミングクラブでインストラクターをしていたので、そう言うと２人は同時にここでもやってくれないか？と聞かれた。
時給は安いけどメンバー費がタダになるので、まあやってみようかと始めたのは9年程前か。
最初は緊張したけど、私は子供が好きで子供と話せる。
へ？子供と誰でも話せるではないか、と思われるかもしれないけどそれは違う。
ちゃんと子供と会話が出来る大人とそうでない大人がいる。
子供の目線に下がれる大人と言った方がいいのかな。
私はどちらかと言うと子供の中に入って遊んでしまうタイプで何故そうなるかと言うと、楽しいから。
子供に良くしてやろうと言うより自分が好きな事をすると子供にうける。
なので短期間で人気インストラクターになってしまった。笑笑
年齢は3歳位から5年生まで。
小さな子供にうける下らない冗談(自分の子供に言うとOH myとか言って白い目で見られる)を言って笑わせるけど、ルールに関しては結構厳しかった。
また軽い自閉症やADHDなど行動にちょっと問題のある子達も教えた。
問題のある子達を教えるのは大変だったけど、結構面白かった。
色々といい勉強、目線の高さや考える方向を変える事をこの子達から学んだ。
また水を怖がってるいる子供もたくさん教えた。
私はパニックアタックを何度も経験しているので、恐れのある子の気持ちが良くわかる。
なので恐れを逸らせる方法もちゃんと知っている。
怖がっている子に大丈夫と言ってはいけない。その子は大丈夫じゃないんだから。
だから話をペットや好きな食べ物に持っていく。水から気を逸らす。
これは真剣にやらないと上手くいかない。
恐怖を取り除く為に自分は冷静で真剣にペットの話をする、と子供も引き込まれる。
1日目私にしがみついて大泣きした子が高校の水泳チームに入った事もあった。
この子も抱いてやり私のペットの犬の話しをした。
今度はその子のペットの話を聞く。
すると話を始めると体の力がスルスル抜けていくので私の体から少しずつ離していく。
かなりリラックスした時に水にいる事に注意を戻し、今度は自信をつけてやる。
大抵の場合それで上手くいく。
買い物とかに行くと、知らない人から何度か声をかけられた。
プールの外で見学をしている親御さん達だ。
子供達に好かれると、親にも好かれる。なので余計張り切った。笑笑
週2回、2時間半の3クラスを毎週楽しみに通った。
時給は信じられないくらい安かったけど、この仕事は私にとって心のビタミンのようなものだった。
冬はちょっと辛かったな。水温が低いと体が冷えて一晩中寒くて眠れない。
こっちに日本のお風呂はないのでシャワーだけでは暖まらない。
なんか、懐かしいなー。
スイムインストラクターを辞めて2年程になる。
あの頃は教えるために水に入っていたので、自分ではあまり泳がなかった。
でも今は水が恋しくて週3回程泳ぐ。
ここ2ヶ月程コロナの為ジムは閉まってるので泳げない。
月末にやっと開くので泳いでこよう！と張り切っている。
きっと色んな思い出に浸りながらの水泳になりそうだ。
アメリカおうちご飯 2
今日もアメリカ人が普通に食べている食事、私が作った物を紹介します。
ポークテンダーロインのレモンバターソース
ポークテンダーをベーコンで巻きローストした物
サーモン、メープルシロップとバーボンのグレーズ
エッグキャセロール、マッシュルーム、ベーコン、スピニッチを卵とミルク、溶かしバターと混ぜてオーブンで焼いた朝ごはん
と、かなりヘビーな食事ですが美味しです！
自分で作った物を褒めるのはちょっと恥ずかしいけど、私は滅多に外食をしない。
こっちで外食すると結構高いし、まず野菜不足になる。
日本のようにバラエティーもないし。
もちろん大都市に行くとレストランも色々あって選べるけど、高い！プラス、チップもいる。
普通に外食だと、ピザ、バーガー、チャイニーズ、フライドチキン、メキシカン、がメインで、インド料理、BBQ、gyros、魚のフライなどが主な物ではないかなー。
私は焼き魚が食べたい！でもこっちは普通フライになる。
つる、とお蕎麦が食べたい！いやでもピザか………。
厚揚げの煮物、胡麻和え、味噌汁がいい！いやいや今日はフライドチキンか……。
もう嫌になる。
なので私はいつもおうちご飯です。
料理が出来て良かった、とつくづく思う。
ジム体験記 2
居心地が悪いながらも、ダンベルを黙々と上げていると効果が出てくる。
このクラスに通い始めて数ヶ月経った頃そのクラスのボス格の人に、腕に綺麗にラインが出てきたよ、と言われた。
へっ？と思ってみると確かにバイセップとトライセップの間にラインが！
とても嬉しくなってお礼を言い、それからこの彼女Kayと仲良くなった。
細身で上から下までNIKEで揃えていて、とっつきが悪かったけど話してみると気があった。
すると不思議な事に他の人達からも声をかけられて、色々教えてもらった。
ほー、と感心したのはダンベルを上げる時に息を吐く。と言う事。
この辺りから呼吸の大切さと言うものを意識するようになってきた。
１年経つと、後ろの隅っこで隠れていた私は一番前の真ん中で陣取るようになる。
この頃になるとクラスで一番重いダンベルを上げるようになった。
体に筋肉が付くと、体重はそんなに変わらないけど体がギュッと引き締まり肩が凝ったり、怠くなる事がなくなった。
今でもウエイトトレーニングは好きでやっている。
自分でやっていて思うけど、ウエイトトレーニングは若い男の子だけがするものじゃなく、是非中年以降の女性にして欲しい！と思う。
年がいくにつれ骨粗しょう症やら更年期の症状で悩まされる。
でも適度な運動や筋トレをしていると、そんな問題も減り第一気分も体も若々しい。
転けても筋肉がついていれば、骨折のリスクも減る。
もしジムに行こうか、と迷っているなら是非やってみて下さい！
ジム体験記
アメリカに移って食生活も変わりすっかり巨大になってしまった。
子供３人出産の後ちょっと頑張って運動を始めた。
ジムに入り真剣に運動を始めたのは15、6年前で、ジムデビュー当初はコソコソとプールに行ってひっそりと泳いで帰っていた。水泳は一番上の子が産まれる2日前まで泳いでいたので、私にとっては勝手の分かるスポーツで、またあまり人ととも会わない。
水着にはちょっと抵抗があったけど、一度脱いでしまえば度胸がつく。
上のジムで何をしていいかわからないので一人で出来る水泳はピッタリの運動だった。でもジムに慣れてくると、ちょっと好奇心が湧く。
グループエクササイズの時間割をチェックし、まずスッテップのクラスに行ってみた。約45分間ノンストップで音楽に合わせて色々なスッテップを踏んでいく。インストラクターが出すキューのスッテップ名がわからず、他の人を見ながら必死について行く。クラスが終わった後は汗ダク息は切れる、とえらい事になっていた。
他の人達は汗はかいているものの皆んな余裕で余談を楽しんでいた。あ〜しんど、と挫折するかと思ったけど、このグループは皆んな気さくな人達で、新米の私に声をかけてくれすぐに皆と気が合い週3回楽しくスッテップに通った。
慣れてくるとまたまた好奇心がメラメラと湧いてきて他のクラスもチェックすることに。これが私の筋トレデビューだった。クラスを覗きに行くと、最前列で年配のカップルがダンベルを上げている。あ〜コリャ〜余裕だな、と思いつつも一番後ろの隅に陣取り初めてのクラスに挑んだ。
で、結果はもう散々な事に。5パウンドのダンベルを上げるだけでフーフー言っているのに、あの年配カップルは軽く12パウンドをあげてるではないか！！私よりはるかに体重のある人も余裕で私の倍くらいのダンベルを上げる。プライドは粉々、その上次の日はベッドから起き上がるのがひと苦労で数日筋肉痛で辛い思いをした。
このグループは中心の人達だけが仲良くしている感じで、他の人達を暖かく迎えるという雰囲気はなかった。なのでこのクラスに行く時はグループのクラスだけど、いつも自分1人のトレーニングになっていた。
でもこのクラスも挫けず、黙々とダンベルを上げた。
アメリカおうちご飯
私は小さい時から料理が好きで、3歳ぐらいからそれらしき事を始め幼稚園の時初めての料理の本を買ってもらった。実家が料理屋だったので私には好都合な環境で育った。
調理場で板前さん達から料理の手解きを受け、母が料理する時はずっとついて回って料理を覚えた。
その好きが今仕事になってシェフをやっている。シェフといってもレストランで働いているのではなく、プライベートなのでクライアントのお家に行って料理をする。
毎週定期的に行って家族のご飯を作ったり、ホームパーティーとかの料理もする。
そのお家のキッチンで料理するわけなので、その家族の心臓部分と言いても過言でない所で仕事をする。外からは見えないようなイザコザにも遭遇する。
なので3猿(見ざる、言わざる、聞かざる)になるよう心がけている。性格的にゴシップが好きではないし、興味のない事はすぐ忘れるのでその辺はなんとかうまくやっている。
また聞きたくない時は、英語のチャンネルをオフにすると耳で聞いても頭に入ってこない。
たまに私の作ったアメリカのお家ご飯の写真をアップしてみようと思う。
レシピも出来れば載せたいけど、私は料理する時レシピを使わないし、アドリブ料理がかなりある。
なので何を作ったか覚えてない事も多々ある。
でもこの機会にちょっとレシピを書き留めるようにしようかな、と思っている。
これはミートボールとスタフッドシェル(貝の形のパスタにチーズやソーセージを詰めた物。)
ステーキとメキシカンサラダ(コーン、ブラックビーンズ、トマト、シラントロをライムと塩であえた簡単だけれどとても美味しいサラダ)
orzo、お米のような形をしたパスタにひよこ豆、きゅうり、トマト、チキンを混ぜオリーブオイル、レモンジュース塩胡椒で味付けしたこれも簡単で美味しいサラダ。
日本で普通に日本食を食べていたらきっと重い！と思うかもしれないなー。
私もこっちに来て重くなりました………。
